H&Mがマレ地区に新旗艦店をオープン
H&Mはパリでの存在感を強化し、マレ地区のフラン=ブルジョワ通り43番地に1000平方メートルの新しいコンセプトストアをオープンしました。スウェーデンの社内チームが手がけた3フロア構成の店内には、ウィメンズ、メンズ、ランジェリー、ビューティ、アクセサリーに加え、H&M StudioやH&M Atelier、そしてグレン・マーテンスとの最新コラボレーションなどの限定ラインが展開されています。
建築と顧客体験にも特別な配慮がなされています。1階には壮大な雰囲気を醸し出す大きなガラス屋根が設置され、地上階では「プレラブド・セカンドハンド」のセレクションがブランドの循環型ファッションへの取り組みを体現しています。アーカイブや過去のコラボレーションから集められた約100点のヴィンテージアイテムが、責任ある消費を求めるニーズに応える形で展示されています。
この新しい旗艦店は、H&Mがより高級志向へと進化する姿勢を示すと同時に、サステナビリティへの取り組みを継続するものです。週7日賑わう地区に戦略的に位置することで、ブランドの知名度をさらに高め、フランス市場での存在感を強化しています。