ロンドンで開催される TIM WALKER の FAIRYLAND 展

 

ロンドンのナショナル ポートレート ギャラリーでは、英国人写真家ティム ウォーカーによる大規模な展覧会「Tim Walker’s Fairyland Love and Legends」が開催されている。
2026年10月8日から2027年1月31日まで行われる本展は、約5年にわたって制作された印象的な作品群を通して、クィアカルチャーを切り拓いてきた人物たちを捉え、コミュニティ、アイデンティティ、愛といったテーマを幻想的な視点で描き出す。
ロンドンの文化シーズンを象徴する展示のひとつとして、ファッション、肖像写真、個人的な物語を結びつけている。

 

 

Vogue や i D、Vanity Fair などの国際的な雑誌で知られる幻想的な写真表現を通じて、ウォーカーは詩的で想像力に満ちた独自のビジュアル世界へと観る者を誘う。
展示作品は、グラマー、フィクション、感情を融合させ、一点一点が自己表現の自由を讃える視覚的なおとぎ話のように構成されている。
Fairyland の空間演出は、その豊かな物語性と美的世界観に没入する体験を提供する。

 

 

本展にあわせて、トラヴィス アラバンザ、ラッセル T デイヴィス、ション フェイ、リサ パワー、ジョエル テイラーら文化的なキーパーソンによる寄稿文を収録した書籍も刊行される。
これにより、視覚芸術と現代的な言葉との対話がさらに広がる。
今回の展示は、現代写真におけるティム ウォーカーの重要性と、ファッション、アイデンティティ、集合的な歴史の境界を超えるその表現力を、ロンドン屈指の文化施設で力強く示している。