デザインの最前線に立つロンドン:クラーケンウェル・デザイン・ウィークが壮大なインスタレーションと共に帰ってきた

クラーケンウェル・デザイン・ウィーク2025がロンドンに帰ってきました。新たな展示会場、ユニークなアートインスタレーション、そして350以上の国際ブランドが登場する特別なプログラムです。

今日から3日間、ロンドンはデザインの神経中枢となり、最も意欲的な「クラーケンウェル・デザイン・ウィーク(CDW)」が開催されます。デザイン専門家や愛好家にとって欠かせないこのイベントは、革新と創造性をテーマに、数千人の訪問者を迎えます。第14回目の今回は、新たに3つの展示会場が追加され、著名なアーティスト、アレックス・チネックの作品をはじめとする壮大なアートインスタレーションが披露されます。

さらに規模が拡大する象徴的な新会場

2025年のクラーケンウェル・デザイン・ウィークでは、ロンドンの歴史的建築物に新たに3つの展示会場が加わり、大きな転機を迎えます。その中でも、チャーターハウスとその広場では、英国のアーティスト、アレックス・チネックによる壮大なインスタレーションが展示されます。600年以上の歴史を持つこの会場では、特に家具、装飾照明、ラグジュアリーフィニッシュなど、現代デザイン作品が披露されます。

もう一つの注目会場は「スタジオ・スミスフィールド」で、著名なスミスフィールド・マーケット上に位置する27,000平方フィートの歴史的建築物です。この新しいクリエイティブスペースでは、Houzz ProやBandaluxといったインテリアデザインブランドが集結します。

最後に、ロンドン最古の中世教会「セント・バースロメウ・ザ・グレート」では、「デザイン教会」セクションとして、Roche Boboisなどのブランドが、その圧倒的な建築美の中で作品を展示します。

アレックス・チネック:必見のインスタレーション

2025年クラーケンウェル・デザイン・ウィークのハイライトの一つは、英国アーティスト、アレックス・チネックによるインスタレーションです。奇抜な彫刻や建築の錯覚で知られる彼は、今回、新たな作品をチャーターハウス広場で披露します。再利用された金属を使用したインタラクティブな彫刻であり、他のロンドン建物の解体で回収された素材が使われています。彼の作品はしばしばユーモアと不可能性を融合させており、この新作も例外ではありません。

350以上の国際ブランド

350以上の国際デザインブランドが参加し、2025年のイベントでは、家具、照明、テキスタイル、デザイン製品の最新トレンドが紹介されます。String、Bolzan、Kasthall、Ercolなどの有名企業が最新作を発表します。特別なインスタレーション、製品デモンストレーション、世界的デザイナーとの講演もあり、革新性が強調されています。

フリンジ、ワークショップ、グルメ体験

主要な展示の他に、「クラーケンウェル・デザイン・ウィーク・フリンジ」では、創造的なワークショップが開催され、訪問者はデザインの世界をインタラクティブに体験できます。また、パートナーシップを結んだレストランやバーでの限定オファーもあり、総合的で没入感のある体験が楽しめます。

アクセスしやすくインタラクティブなイベント

今年は、CDWがインタラクティブマップを導入し、イベントのさまざまな会場を簡単に巡れるようにしました。位置情報技術のおかげで、訪問者は多くのインスタレーション、イベント、ブランドを探しながら、スムーズに各会場を移動できます。

クラーケンウェル・デザイン・ウィーク - 2025年5月20日〜22日。